

| ■8月20日(日)■ |
高田公園でジャズ・フェス
多彩なサウンド楽しむ
上越はすまつりの最後を飾るイベント「第6回高田公園ジャズ・フェスティバル」(同実行委員会など主催)が、19、20日の2日間、高田公園内の相撲場特設ステージで開かれた。20日のステージには県内外から約350人のジャズファンが集まり、プロの演奏をたん能した。
高田公園のお堀に面したステージは屋外相撲場を利用したもので、客はまわりを取り囲むすり鉢状の芝生席に寝転がったり、ビールを飲んだりと思い思いのスタイルでジャズを楽しんだ。
ステージには上越市出身の高山昌一が加わるサン・シップや、パーカッションを中心としたアフリカ音楽調のグループ「ね」、不思議な言語感覚と個性的な声が魅力の小川美潮などが次々と登場。
日が沈むとともに、せみしぐれは虫の音に変わり、お目当ての渋谷毅オーケストラが登場。会場で踊り狂う男女を前に、スタンダードナンバーからディキシーランド、フリージャズなど、ジャンルにとらわれない楽しいステージを展開、ジャズファンの興奮は最高潮に達した。
ことしはジャズだけにこだわらず、19日にはクラブDJとバンドによるステージを開催し、250人の若者でにぎわった。
(写真・音楽のシャワーを楽しんだジャズフェスティバル)
| ■8月19日(土)■ |
夏の夕暮れに異世代交流
上越市・夕涼みジェネレーショントーク
上越市のミレニアムイベントのひとつ、「夕涼みジェネレーショントーク」が19日、厚生南会館で開かれ世代を越えた百五十人ほどの市民が「こうなってほしい、私たちのまち―21世紀の上越市」をテーマに意見を交換した。
今回は市長と市民による懇談会「のびやかJトーク」を拡大し、子どもから大人までがそれぞれの立場から討論を展開。世代間のギャップを埋めながら街の将来像を語り合い、グランドデザイン「のびやかJプラン」をふまえて市長が助言、コメントした。
10代から60代以上を3世代に分けた配置や、浴衣姿の進行役に従い参加者が○×で意思を表示するなど、新しい試みも随所にみられた討論会。10代の関谷亮佑君(高田西小6年)は「万能型上越ドーム」への期待感を述べ、市長が実現を約束。20代の田村真由美さん(安江3)は、異世代がともに学び交流する「シニア学級」を提案するなど、建設的な発言が相次いだ。
フリートークでは世代間交流をテーマに核家族化や3世代同居で議論が進展。同居を「安心できる」とする60代男性がいる一方で、「(若い世代と)一番良い関係が保てる所で暮らす」という60代女性は、「社会全体の家族化、一体化が住み良さにつながる」など世代内の微妙な違いもかいまみせた。
(写真・参加者は問いかけに○×で意志を表示)
| ■8月18日(金)■ |
いろいろな書風一堂に
久比岐野書道会
役員並びに支部長展開幕
久比岐野書道会(飯塚幽芳会長)の役員と支部長による書道展が18-20日、雁木通り美術館で開かれた。
公募展である秋の硯心展の開催、会報「硯心」の発行と並び、同会の主な活動の一環。各地で書道を教えている支部長と役員、合わせて45人が1点ずつ出品した。
飯塚会長と大川星岳副会長は「行書、草書、隷書、かななどいろいろな書風の書があり、見ていて飽きない書道展だと思う。会員同士も勉強になる」と話す。
会場には初日から約3000人いる会員や家族などが訪れ、一点一点をじっくり見てまわっていた。
(写真・次々と市民や会員が訪れた会場)
| ■8月17日(木)■ |
上越版よさこいソーラン
市民有志140人が勇壮に
謙信公祭で初披露
謙信公祭2日目の17日午後、春日城史跡広場で上越市民の有志によるよさこいソーランが披露され、ダイナミックな踊りに多くの観客が魅了された。
よさこいソーランは北海道のソーラン節と高知県のよさこい節が融合したもの。勇壮な音楽のリズムに乗って、鳴子を響かせ各チームが自由な振り付けで踊る。
踊りを披露したのは、「春日・泉翔舞」70人と「みなとまち直江津」40人、「みなとまち直江津ジュニア」30人の計140人。各チームともメンバーは幼児から60代までと幅広い。これまでたびたび上越を訪れた本場北海道の岩内町や室蘭市チームの踊りを見て、自分たちも踊ってみたいと6月にチームを結成。26日に高田公園で開かれる「くびき野フェスタ2000」に向け練習を続けてきた。
観客を前にして踊るのは各チームとも今回が初めてで、岩内チームから教わった振り付けを独自にアレンジした「上越版よさこいソーラン」を披露した。揃いの衣装を着て「セイヤ、セイヤ」のかけ声とともに繰り広げられる勇壮なパフォーマンスに、観客からは大きな拍手が送られていた。
「みなとまち直江津」を指導している松矢清美さんは「練習のときとは比べものにならないくらいみんな元気よくいきいきと踊ってくれた。26日の本番にはさらにすばらしい踊りを披露したい」と話していた。「春日・泉翔舞」のメンバー山崎美里さん(10)は「みんなが一つになって踊れてすごく感動した。本番は見に来た人にも一緒に踊ってもらいたい」と話していた。
(写真・「セイヤ、セイヤ」のかけ声で勇壮にパフォーマンス)
| ■8月16日(水)■ |
総勢150人の戦国絵巻
第75回謙信公祭・春日山城址で合戦再現
ファンの要望で景虎が初登場
越後が生んだ戦国武将、上杉謙信をしのぶ「第75回謙信公祭」が16、17の両日、謙信公の居城春日山城ふもとの春日地区で開かれ、多彩な催しが繰り広げられた。謙信独特の戦勝祈願の儀式「武てい式」のほか、一般公募で選ばれた武将や女武者など約150人が勇壮に川中島の合戦を再現した。
武てい式は春日山神社で午後4時から始まり、謙信流陣太鼓やほら貝が鳴り響くなか、市民らがふんする上杉軍が次々と参陣。謙信役となった同祭協賛会長の田中弘邦上越商工会議所会頭が、毘沙門天をまつる祭壇で戦勝を祈った。
全員で勝ちどきをあげた後、姉妹都市の山形県米沢市からやってきた米沢藩稲富流砲術隊が200年以上も前に造られた火縄銃による古式砲術を披露。耳をつんざく号砲を合図に謙信公銅像前から一行は出発した。
「毘」や「龍」の旗を掲げた総勢150人の行列は、先鋒隊、本陣隊、後備隊の三隊に分かれ、よろいかぶとなどに身を包んだ重装備でふもとの春日山城跡広場までの3.3kmを1時間以上かけて行軍。沿道につめかけた市民のさかんな歓声を浴びていた。
歴史的な重みを感じる城跡広場では、武てい式のほか川中島の合戦を再現。上杉、武田の両軍が勇壮なぶつかり合いを演じ、松江を頭とする女武者隊もはせ参じた。両軍の兵士が相次いで負傷し倒れるなか、馬上の謙信に信玄が斬りかかる大将同士の戦いでクライマックスを迎えた。
景勝役となった上越市の山崎弘さん(46)は、「今回で3回目。これまでのやり隊から昇進した。よろいとかぶとは重くて暑い」と話していた。
川中島の合戦には出ていないが、小説「炎の蜃気楼(ミラージュ)」の主人公として女性に大人気の景虎が今回ファンの要望から特別出演。同役を演じた上越市の斉藤進さん(60)は「久しぶりの行列に出て、初登場の役柄に選ばれた。年をとった景虎ですね」と笑いながら話していた。
(写真・戦国時代を再現した武てい式)
| ■8月15日(火)■ |
鎮魂と平和の祈り込め
平和の集い
平和公園も節目の5周年
過去の戦争を思い起こし、平和を願う市民の集い「第6回平和の集い」(上越日豪協会主催)が15日、開園から5周年を迎えた上越市川原町の平和記念公園で開かれ、多くの市民が戦中と戦後55年に思いをはせ、すべての戦争犠牲者を悼み黙とうを捧げた。
心地よい海風が吹き寄せる平和公園で式典は午後5時に開幕。はじめに、オーストラリア人元捕虜ジャック・ミューディーさん作「直江津収容所で亡くなった60人の将兵に捧げる別離の詩」を娘のリネット木勢さんが朗読。本人も「(日豪)両国が再び忌まわしい出来事を繰り返さないことを希望します」とメッセージを寄せた。
黙とう、献花に続き石塚正一上越日豪協会長は「我々は収容所で起こったことを若い人々に伝えてゆかなければならない」とあいさつ。宮越馨上越市長、法務死者遺族らが次々とメッセージを読み上げ、平和への決意をあらたにした。
次代を担う代表として、直江津南小6年の斉藤翠さん、水沢未奈さんの2人は、「永遠の平和のために自分で出来ることを考えたい」などと語り、大きな拍手がおくられた。式典は直江津童謡唱歌愛好会と直江津声踊会の合唱と踊りが日暮れまで続き、夕日を背景に慰霊の踊りの輪が広がった。
(写真・多くの市民が集い追悼の歌声を合わせた)
| ■8月14日(月)■ |
12年前の自分に対面
上越市立八千浦中
タイムカプセルを開封
上越市立八千浦中学校は14日、12年前に埋めたタイムカプセルを掘り返して開封式を行い、当時の在校生や元教職員ら100人が過去との再会を懐かしんだ。
タイムカプセルは昭和63年、同校の改修記念事業の一つとして企画されたもの。当時の在校生全員が未来の自分へのメッセージや学校生活の思い出を書き残している。
校舎南側の一画から12年ぶりに掘り出されたカプセルは内径60cm、高田70cmほどのステンレス製。当時のPTA副会長、柳沢篤さんが特別に製作した円筒形のカプセルは傷みもなく、しっかりと思い出の品を守っていた。
開封されたカプセルからは自分あての手紙や当時の新聞、雑誌などが次々に。卒業生らは当時のクラス別に輪になり、12年前の自分と対面した。
カプセルの存在は忘れていたという夷浜の当時1年生、笠原奈々子さん(25)は「書いてあるのは学校生活や友だちのこと。ちょっと恥ずかしくて、ちょっと感動」。記念事業を計画した当時のPTA会長、白砂幸司実行委員長(58)は「12年間ずっと気になっていたので、こんなに喜んでもらえると思わなかった。感無量です」と話していた。
(写真・12年ぶりにタイムカプセルが掘り出された)
| ■8月12日(土)■ |
お見合い方式で面談
Uターン就職ガイダンス
お盆の帰省シーズンを狙い、Uターン希望者や高校生を除く学生を対象にした合同求人説明会「Uターン就職ガイダンス」が12日、上越市藤野新田の上越観光物産センターで開かれた。参加企業は昨年より12社多い33社で、参加者は昨年並みの173人だった。
同ガイダンスはハローワーク上越などが主催し、西頚城をのぞく上越地方の企業が参加して毎年帰省シーズンに行われている。
会場には地元企業の会社案内が置かれた企業情報コーナーや、市町村情報コーナーなどがあり、職業相談も行われた。来春卒業予定の学生やUターン希望者が開場とともにつめかけた。
正午からの企業懇談では、各企業の人事担当者と、お見合い方式で説明を受けた。
(写真・企業担当者と面談)
| ■8月11日(金)■ |
上越市立直江津南小学校の平成七年度卒業生24人が11日、母校を訪れ、2000年に向けて卒業時に収めたタイムカプセルを開けた。
同年学びやを巣立った6年2組の児童はことし高校2年生。小学校卒業のときに、記念すべき2000年夏に再会しようと、17歳になった自分にあてた手紙や当時の大切な物などをタイムカプセル代わりのケースに入れてふたをした。
ケースは当時担任の丸山友美子教諭(29)が卒業後5年間大事に保管。「新採用で最初に受けもった子どもたち。思い出はたくさん。いろいろとわたしを助けてくれました」と振り返り、思い出がいっぱい詰まったケースを手にそれぞれの成長ぶりへ期待を寄せた。
部活動やアルバイトなど一人ひとりスケジュールを調整し、約20人が当時過ごした教室に集合。懐かしい校舎での久々の再会とあって思い出話や互いの近況報告に花が咲いた。
さっそくタイムカプセルを囲んでケースふたを開けると、6年生のときに書いた作文や手紙、写真、学級活動の記録などが次々と取り出された。夢中になっていたアイドルの話題やスポーツのこと、「箱を開けるときは全員そろうといいな」など、友達や自分に対して送ったあどけないメッセージが記されており、ちょっぴり照れながらみんなで一つひとつ思い出をひもといていった。
(写真・ケースに収められた懐かしい思い出の品に笑顔を見せる卒業生たち)