
| ■10月10日(火)■ |
上越市から18人が参加
「2000とやま国体」
市役所で壮行会
14日から富山県で開幕する第55回国民体育大会秋季大会「2000とやま国体」に出場する上越市選手の壮行会が10日、上越市役所玄関で開かれた。
同国体には新潟県選手団として上越市から監督・コーチ4人、選手14人の計18人が参加する。
市役所玄関で行われた壮行会には、出場選手のうち11人が参加。宮越馨上越市長が「参加数の18は、シドニー五輪のメダルの数と同じ。元気が出る町を作るオピニオンリーダーとして頑張ってきてほしい」とエールを送った。
選手を代表して、8月の全日本中学校陸上選手権大会の走り幅跳びで10位と健闘した城東中学校の横田菜穂さん(14)が、「全中ではとてもくやしい思いをしたので、自分の限界に挑戦したい。新潟県と上越市を代表し、持てる力を発揮し納得できる結果を残したい」と健闘を誓った。
参加選手には上越市と同市体育協会から激励金が贈られた。
参加役員と選手は次の通り(敬称略)。
【役員】
▽ボクシング監督 佐藤雄高(高田農業高校教員)▽銃剣道選手兼監督 小池康廣(松本自衛隊)▽陸上コーチ 三井田芳郎(雄志中学校教員)▽陸上競技役員 曽田裕童(直江津高校教員)▽空手道競技役員 新井秋男(上越市空手連盟)
【選手】
▽陸上・少年男子共通400mハードル・A400m 梅澤慶紀(柏崎工業高校)▽陸上・少年女子B走り幅跳び 横田菜穂(城東中学校)▽テニス・成年男子 佐藤義美(日曹エンジニアリング)▽バレーボール・少年男子 本多茂(高田工業高校)▽体操・成年女子 飯塚正枝(東京女子体育大学)▽自転車・成年男子 佐藤公雄(上越利水事務所)▽相撲・成年男子B 笠松大輔(上越商会)、梅川雅弘(高田農業高校教員)▽相撲・少年男子 田中大輔(高田農業高校)▽空手道・成年男子組み手 斎藤祐樹(上越市役所)▽空手道・少年女子形 堀井香苗(新井高校)▽銃剣道成年男子 小池康廣(松本自衛隊)、飯塚正登司(高田自衛隊)▽なぎなた・少年女子 池田晴代(高田工業高校)
| ■10月8日(日)■ |
「城下町・高田花ロード」
グランプリに青木さん
4万7千人でにぎわう
高田市街地の道筋を花のアートで彩るイベント、「城下町・高田花ロード」(上越商工会議所、本町・三・四・五商店街振興組合連合会主催)が7―9日の3日間、上越市の本町通りを中心に開かれ、4万7000人の市民でにぎわった。出展された157点のなかから、グランプリに同市安江2の青木ユキ子さんの作品が選ばれた。
初日の7日には、会場となる本町商店街を中心に出展者による作品制作が行われ、街角はフラワーアートに彩られた。
8日は本町商店街が歩行者天国となり、フリーマーケットやコンサート、よさこいソーランチームの演舞、ガーデニング講習会、日本酒フェアなどが行われ、1回目の昨年よりにぎわいをみせた。
作品の審査は女優の真野響子さんや美術評論家の中原佑介さんらを迎えて行われ、8日午後に雁木通りプラザで行われた表彰式で発表された。グランプリには儀明川の高田橋上に展示した青木ユキ子さんの(51)作品が選ばれた。くねらせて並べたホウキ草を川の流れと駅からの人の流れにに見立てたもので、赤ナスと杉の丸太をあしらい、芸術的な作品に仕上げた。
ほかの受賞作は次の通り(敬称略)。
▽真野響子賞/ニコニコヤ▽中原佑介賞・いずみ幼稚園▽小川清隆賞/小林れい子・くまたや靴店▽北川フラム賞/栗原内科医院▽ユーモア賞/仲町三丁目、大島画廊、マリア愛児園、上越情報ビジネス専門学校、遠藤由美子▽がんばったで賞/草間一枝、押し花サロン・ミモザ、駒谷和彦、小酒井園、JA上越フラワー部会▽小さい秋見つけたで賞/萌乃会・舟木茂、大山一枝、桑取保育園、山本カズ子、山本カズ子+α▽アイデア賞/いちむら生花店、ジャパネスク・高山節子と仲間達、大島画廊バルーンチーム、牧田順、羽鳥洋子
(写真・グランプリに輝いた青木さんの作品)
| ■10月7日(土)■ |
実りの秋にワイン仕込み
岩の原葡萄園
ミレニアム越後バッカス街道収穫祭
ミレニアム越後バッカス街道収穫祭「2ndステージin岩の原葡萄園」が7、8日の2日間、上越市北方の同園内を会場ににぎやかに開かれた。
越後バッカス街道は三和村の「米と酒の謎蔵」、新井市の「ARAIマウンテン&スノーパーク」、上越市の「岩の原葡萄園」を結ぶ広域観光ロード。秋の実りを祝うイベントとして同園で開催された収穫祭では、さまざまなアトラクションや体験会が行われ、子どもから大人まで大勢の来場者が収穫の秋を満喫した。
さわやかな秋晴れに恵まれた初日、メインステージがにぎわうなか、昔ながらの足踏みによるワイン用ブドウの仕込み体験が人気を集めていた。民族衣装の「ぶどう娘」2人によるデモンストレーションに続いて来場者が挑戦。ブドウたっぷりの木おけに足を入れた参加者は初めて踏むブドウの感触に歓声をあげながら、おいしいワインになるよう足元をぶどう色に染めながら一生懸命踏み続けた。
親子活動で訪れていた上越市立大町小学校3年生の佐藤夏希さんは「ブドウはつぶつぶしていて、とても冷たかった。不思議な感じだったけど楽しかった」と笑顔で話していた。
このほかにも文化財の石蔵でフルートアンサンブルのコンサートやアイドルグループのミニコンサート、クイズ&きき酒大会などが催された。
(写真・「ブドウのプールみたい」とはしゃぐ子どもたち)
| ■10月6日(金)■ |
「デイホーム金谷」大貫に開所
11カ所目の老人デイサービスセンター
利用ニーズにほぼ対応
上越市内11番目の老人デイサービスセンター「デイホーム金谷」が6日、同市大貫の高田西老人趣味の家東隣に開所した。対象エリアは金谷地区のほか和田と高田地区の一部。
午前10時から始まった式典では、宮越馨市長が「介護保険を支える大事な施設。ゲートボールハウスと老人趣味の家が一体になったお年寄りの安心ゾーンとなる」とあいさつ。利用者を代表して大貫の松本獅郎さん(92)が、「これまでデイサービスを利用しようとしても空きがなく断られたり、順番待ちで不便だった。これまで以上にサービスを受けられるのはうれしい」と感謝のことばを述べた。
要支援や要介護認定を受けた人を1日15人以上受け入れることができ、給食サービス、入浴サービス、健康チェック、生活指導などを行う。管理運営は社会福祉法人フランシスコ第三会マリア園が行う。同エリア周辺のお年寄りを同法人が運営する「マリア聖母の園」がこれまで受け入れていたことから、上越市が委託することになった。
ヨーデル風のしゃれた外観で、広さ約410平方mの鉄骨造り平屋建て。日常動作訓練室、食堂、浴室のほか、静養室を独立で設置している。浴槽は一般用とは別に、いすに座ったまま入ってからお湯を満たすチェアインバスを設置した。
環境に配慮し、車庫棟の屋根に3kwの太陽光発電パネルを取り付け、使用電力の約8%をまかなう。夜間電力で製氷して日中に活用するなど、経済的でクリーンな冷暖房装置「エコアイス」も市内の公共施設で初めて設置した。
デイホーム施設は6月に開所した「デイホーム古城」と合わせて11個所となり、上越市は「利用者ニーズにおおむね対応できるようになった」と説明している。
(写真・関係者がチェアインバスを見学した)
| ■10月5日(木)■ |
地域と小学校が初の合同避難訓練
南本町3と南本町小
総勢650人が地震体験車や消火訓練
上越市の南本町3町内(石川総一会長)と、南本町小学校(森山俊次校長)が大地震を想定した合同の避難訓練を5日、南本町小グラウンドで行った。総勢650人が、地震体験車や消火訓練で危機意識を高めた。
合同訓練は南本町3町内が小学校に呼び掛け、消防署や南第一分団の協力を得て初めて行った。
午前9時に地震発生による避難勧告が出され、6つの区ごとに決められた避難場所に集合。家の下敷きになったり動けない人がいる場合は家に赤い布を目印に掲げるなど、初めての実践的な訓練も行った。9時40分過ぎには非常用持ち出し袋などを背負い、約200人がヘルメットをかぶって学校グラウンドに集合した。
小学校児童もグラウンドに避難し、県の地震体験車「なまず2世号」で地震の揺れを体験した。消火訓練や、消防団による放水訓練も行われた。
石川町内会長は「実際に避難する場合は、このようなケースがあるため、合同で行った。保護者も子供たちがきちんと避難する姿を見て安心できたのではできたと思う」と話す。
9月に実施する予定を延ばし初めて合同で行った南本町小の森山校長は「避難訓練は年三回やっている。普段は避難して話を聞いて終わりだが、今回は地震体験や消火訓練もできて良かった。地域の方は新潟地震を実際に体験しているので、子供たちは地震を身近に感じたのではないか」と話していた。
上越市総合防災課の金子一郎課長は「町内会と学校の合同訓練は市内でおそらく初めて。実際、グラウンドに避難する場合があるので、実践に即したいい訓練ではないか」と話している。
(写真・消防団の放水訓練も行われた)
| ■10月4日(水)■ |
伝統文化モラ手芸を紹介
パナマ出身のオネリアさん
31日まで第四銀行高田支店で開催
上越市在住でパナマ出身の手芸作家、オネリア・デ・ハッキンさん(35)の「モラ手芸作品展」が本町三の第四銀行高田支店ロビーで31日まで開かれている。入場無料。
オネリアさんは、上越教育大学留学生の夫ネルソンさんとともに来日し、1年になる。2人ともパナマ、サンブラス諸島の先住民族クナ族の出身。モラは同民族の伝統的な手芸で、原色の布地を重ね、上から切り抜いて下の布地の色をのぞかせたり、別の布を張ったりしてカラフルに模様を表現するユニークな技法が用いられる。ネルソンさんによると「パナマと言えば、運河とモラ」というくらい中南米では有名な伝統工芸だそうだ。
オネリアさんは、本国では10年前から毎年作品展を開いているが、日本での展示は今回が初めて。銀行ロビーにはTシャツやベスト、ネクタイ、タペストリーのほか小物入れなど約80点が展示されている。どの作品も南国パナマの自然をモチーフに、抽象化された海や山、鳥などが鮮やかな色彩でデザインされている。
オネリアさんは「本場のモラ手芸を日本の皆さんに見てもらうことで、少しでもパナマの文化を理解してもえれば」と話している。
(写真・「本場パナマのモラを楽しんでください」とオネリアさん)
| ■10月3日(火)■ |
ナースの仕事を1日体験
県立中央病院でふれあい看護
地域在住の5人が挑戦
上越市新南の県立中央病院で3日、「ふれあい看護体験2000」が開かれ、上越地域在住者ら5人が「1日看護婦(士)」になり、入院患者の世話などを体験した。
看護体験は同病院が看護の仕事を通して医療に対する理解と関心を深めてもらおうと毎年1回、実施している。今回の参加者は男性1人、女性4人で、年齢は30―40代。午前9時、患者に接するときの心構えなどのオリエンテーション受けた後、入院病棟へ。同病院の看護婦とともに病室に入り、「具合はどうですか」とにこやかに話しかけ、患者の脈拍や血圧を測定。車いすやストレッチャーで患者を移動したりと忙しく動き回っていた。
看護体験の後は、病院施設や放射線科、薬局など看護以外の職場を見学。最後に1日の体験で学んだことや感じたことなどを発表した。
「はじめは患者さんの脈を図るにしても、緊張してなかなかうまくできなかった」という中頸大潟町の主婦(39)は「患者として病院に来ると医療の仕事の表面しか見えないが、実際に体験してみると、力仕事も多く、いつも笑顔で患者さんに接することの大変さが分かった」と話していた。
(写真・真剣な表情で患者の脈拍を図る参加者)
| ■10月2日(月)■ |
待望の路線バス乗り入れ
上越地域医療センター病院
沿線住民、患者ら喜びの声
上越市南高田の上越地域医療センター病院に1日からくびき野バスの路線バス乗り入れが始まり2日、同病院正面玄関前で記念セレモニーが行われた。病院関係者や沿線住民らがバス路線開通を喜び合った。
乗り入れ路線はJR高田駅前と新井バスターミナルを結ぶ斐田線と灰塚経由青田線で、合わせて1日11便。旧国立病院時代から同病院への路線バスの乗り入れはなく、JR南高田駅で下車するか、路線バスでは中通町などで下車するしかなかったが、このほど沿線住民らの要望を受けて乗り入れが実現した。
セレモニーには同病院病院関係者、くびき野バス、患者の会代表らが出席。2日午前9時半過ぎ、ロータリーに入ってくるバスを全員が拍手で迎え、テープカットで乗り入れを祝った。バスはほぼ満席で、病院で下車した乗客は「玄関までバスが入ってくれるので、冬場も楽」「足が悪いので助かります」などと話していた。
同病院患者の会、中島新治郎会長(75)は「国立高田病院が市に移譲されるという形で存続し、待望の路線バス乗り入れも実現して、本当にありがたい」と話していた。
(写真・病院正面玄関で乗り入れ記念セレモニーが行われた)
| ■10月1日(日)■ |
「今町」に郷愁、多数来場
教育会館で「直江津今町展」開幕
江戸時代を通して「今町」「直江津今町」と呼ばれた直江津地区の様子を現存する史料で解きあかす「古文書に見る直江津今町展│町のすがたとしくみ」が1日、直江津図書館隣の社会教育会館で開幕し初日から多くの市民が足を運んだ。会期は13日まで。
展示は江戸時代の直江津で代々、大肝煎(きもいり)を務めた福永家の古文書から、今町の町並みや仕組みを知るもの。メイン展示でもある12枚の「水帳引合絵図」は地籍図として普遍的な今町の姿を浮き彫りにしている。
戊申戦争当時に描かれた町屋敷の間取り図など、当時の生活をしのばせる史料も多数展示されている。会場には中高年層を中心に切れ目なく来場者があり、上越市中央四の無職男性(64)は、「今町という言葉を懐かしく思い立ち寄った。(展示内容は)自分には難しいが、期間中に何度か通いたい」と話していた。
(写真・1日に開幕した「古文書に見る直江津今町展」)