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 ■5月20日(日)

近代数寄屋の奥深さ実感
小林古径邸
市民対象に第1回見学会

 近代数寄屋建築の先駆けとして高く評価される小林古径邸の魅力と画家古径の足跡に理解を深めて欲しいと20日、高田公園内に復原された古径邸で市民を対象にした第1回の見学会が開かれた。
 上越市が主催する古径邸見学会は6月中旬まで3回の開催予定。毎回20人前後の市民を対象に、古径邸の解説や日本画壇に多大な足跡を残す郷土の画家にスポットを当てる。
 建物の説明は復原に関わった県建築士会上越支部の清水恵一副支部長が担当。現地で具体的な様式の特徴を示しながら魅力を紹介した。邸内のアトリエでは上越市立総合博物館の小林新治館長が画業や人となりを説明した。
 参加者は公募した22人。一様に興味深そうに説明にうなづき、建物の奥深さを再認識していた。次回の開催は6月6日午後5―6時。問い合わせは電話(25)2429。
(写真・建物の説明を受ける市民)

邦楽の調べ、心地よく
日本尺八連盟県支部
定期演奏会を開催

 創立から25年の節目を迎えた社団法人日本尺八連盟新潟県支部(丸山林山支部長)は20日、リージョンプラザ上越コンサートホールを会場に定期演奏会を開いた。支部会員に加え県内外の演奏家らも多数駆け付け、来場した市民は心地よい邦楽の調べに耳を傾けていた。
 演奏会は尺八演奏を通して邦楽、日本の伝統音楽の普及と発展に活動する同支部が開催。地元で活躍する琴、三味線の絃方と岐阜、愛知両県の日本尺八連盟支部員が賛助出演し、会員の演奏に華やかな彩りを添えた。
 古今の名作やオリジナル曲、ざん新なアレンジ合奏など、たっぷり17曲を会員らがステージで披露。寂りょう感と躍動、軽快さと枯淡などさまざまな彩りと表情をみせる邦楽の奥深さを存分に披露した。
(写真・邦楽の奥深さを披露した尺八の演奏会)

 ■5月19日(土)

レルヒ少佐のスキー術
ビデオで忠実に再現
レルヒの会・3年がかりで製作

 オーストリアのレルヒ少佐が上越市の金谷山で日本にスキー技術を伝えてから90周年を迎え、「レルヒの会」(長野一郎会長)は、当時の一本づえスキー技術を再現したビデオを製作、19日に同市西城3の高陽荘で開いた記念式典の会場で上映した。
 一本づえスキーのビデオは、同会がレルヒ少佐が伝えた当時のスキー術を正確に伝承しようとの方針をもとに、7年前から資料をもとに研究を始め、3年がかりで撮影した。
 ビデオには同会のメンバーが当時のコスチュームで出演。男性がピーコート姿、女性は着物とはかま姿でスキー技術を実演した。撮影した7時間半のビデオは約30分に編集し、ナレーションを入れてこのほど完成した。
 同会内の一本杖研究委員会の小堺昭一委員長は「世界で初めての動く一本づえスキーのテキスト」と説明した。
 スキーの脱着から開脚登りからキックターン、直滑降や斜滑降、回転まで11項目に分類。体重移動の方法など現在とはずいぶん異なるスキー技術を、当時の資料などをもとに忠実に再現している。なかでも斜めに構えたつえを動かさず持ち方を変えて180度のキックターンをする方法は、今回初めて発見したものだという。
 ビデオは国内外の一本づえスキーの関係団体に贈られるほか、一般向けの販売も予定している。
 このほか、レルヒ少佐が伝えたスキー技術の受け入れ体制を整えた当時の第十三師団長、長岡外史の孫、長岡忠一氏が「スキー90年の歩み」と題して講演した。
 長岡氏は古代スキーが北欧に入って現在のスキーの原型が完成し、スポーツとして発展してきた歴史を解説。レルヒ少佐は高田の湿った雪はリリエンフェルト式の走法が安全確実と判断し、ノルディックは教えなかったことなどを説明した。
(写真・記念式典の中で講演する長岡忠一氏)

岩木土地区画整理事業
上教大北側4.9ha
組合発足120区画を分譲へ

 交通アクセスが良く上越教育大学など教育、文化施設に恵まれた住宅地として発展が見込まれる上越市岩木で土地区画整理事業が行われることになり19日、同地の岩木公民館で岩木土地区画整理組合(組合員25人)の設立総会が開かれた。
 対象地域は現在、大半が田や山林となっている4.9haで、組合施工の土地区画整理事業としては上越市で19番目。春日地区では春日山、大学前、木田新田に次ぐ四カ所目。事業費は四億4500万円。14年度までに工事を行い、15年度に完成する。
 一区画平均が265平方mで、120区画が分譲される計画。価格は周辺地区よりも3万円前後安い1平方m当たり3万1000円を予定している。今年末には分譲のPRに入る。
 設立総会には地権者や関係者らが出席、組合設立認可までの経過報告を行い、理事や幹事などの役員を決めた。
 ▽理事長 丸山仁▽副理事長 宮崎保延▽会計・庶務担当理事 丸山良一▽設計工事係担当理事 丸山文男、折橋輝久▽換地係担当理事 丸山信治、佐藤正敏▽監事 丸山忠治、佐藤正一郎(敬称略)
(写真・設立総会で決まった役員の皆さん)

 ■5月18日(金)

夏本番へ準備着々
たにはま海水浴場で浜茶屋建設始まる

 夏本番を思わせる好天が続く中、来月末の海開きに向けてたにはま海水浴場で、浜茶屋の建設が始まっている。
 同海水浴場の海開きは6月30日だが既に数軒が建ち始めている。18日、作業していた浜茶屋関係者は「ことしは好天が続いているせいか、みな例年より1週間ほど早く組み立て作業にとりかかったようだ」と話す。
 浜茶屋関係者によると、昨年は天候に恵まれた上、上信越自動車道が開通し初めてのシーズンで客足は大幅に伸びた一方、近年RV車やキャンピングカーなどが増えたことで浜茶屋を利用する客が減っているという。
 「ことしも天気が続いてたくさんのお客さんが来てくれれば」と浜茶屋の組み立作て業に汗を流していた。
(写真・組み立て作業に汗を流す浜茶屋の関係者)

好天続きで早くも真夏日
上越市高田で30・5度

 18日、上越市内では夏本番の暑さとなり、高田で日中の最高気温30.5度の真夏日を記録した。
 高田測候所によると、気温は午後2時まえに30度を超えることし一番の暑さを観測。平年より8度ほど高く、7月下旬並みとなった。
 五智の海岸ではカップルや親子、友達同士が夏の海辺を訪れ、日焼けや砂遊び、足元に冷たい波を受けたりと潮風を浴びながらのんびり過ごす光景が見られた。授業後訪れたという女子短大生2人は「きょうは暑かったので、涼みに来ました」と話し、はだしになって波打ち際で楽しんでいた。
(写真・涼しさを求め、はだしになって海へ)

 ■5月17日(木)

旧師団長官舎を文学館に
整備構想検討委が初会合
童話作家小川未明を顕彰

 上越市出身で日本代表する童話作家小川未明を顕彰する「小川未明文学館(仮称)」の設置に向けた初めての整備構想検討委員会(委員長・有澤俊太郎上越教育大学教授)が17日、上越市の市民プラザで開かれた。
 同文学館は大町2の旧師団長官舎を活用して整備される。委員は未明の子孫と学識経験者9人で、文学館の役割や機能などについて考える。
 はじめにあいさつに立った井上隆邦文化部門担当副市長は「旧師団長官舎とその裏庭と青田川の沿いの堤は未明作品の雰囲気とぴったり合っている」とした上で「一般的に文学館はうまく運営しないとリピーターが来ない。多くの人ができるだけ繰り返し足を運ぶような仕掛けも考えてほしい」と話した。市では小川未明に限定した文学館にする方針。
 経過説明を受けた後、委員からは「長年の念願だった文学館が実現するのはうれしい」という声が聞かれたほか、「歴史のある建物を利用するのはいいが、障害者への対応や資料保存のための空調や光の調整などが十分にできるのか」など今後の課題が挙げられた。
 委員会は今後2回の会合を経て、今秋をめどに答申する。文学館のオープンは平成14年度中を目指している。

不法投棄は許さない
市町村など20機関
関川・姫川水系で一斉パトロール

 関川・姫川水系の市町村や国、県などの関係機関で作る関川・姫川水系水質汚濁対策連絡協議会は17日、同水系の水源から河口までの一斉パトロールを行った。
 パトロールは河川への不法投棄の実態調査を目的に平成11年から行われている。今回は上越地域と長野県信濃町など14の市町村と土木事務所、保健所、警察など合計20機関が参加した。
 上越市内では関係機関の13人が儀明川と正善寺川沿いのパトロールを行った。県道横畑高田線から儀明、上綱子を通って正善寺ダム周辺など約2時間半かけて重点的に調べた。
 特に県道横畑高田線の儀明地内に不法投棄物が多く、小型の冷蔵庫やタイヤのホイール、生活ゴミなどが道路沿いや崖下に捨てられていた。また配達伝票の付いた箱とともに衣類なども発見され、上越市などで今後排出者を特定し、回収を促すとしている。
 この日、同地区で見つかった不法投棄物は儀明川、大瀬川沿いを中心に25立方mほど。内容は冷蔵庫や古タイヤ、家電製品、ポリバケツ、衣類、自動車のマフラーやバンパーなど様々。市は今月からパトロールやPRを強化しており、その効果か最近捨てられたと見られるものは比較的少なかった。
(写真・県道横畑高田線沿いでは金属くずなどが捨てられていた)

 ■5月16日(水)

八千浦っこが熱烈歓迎
佐渡―東京
「金の道」一行、上越入り

 佐渡産出の金銀の輸送路を当時の衣装でたどり再現する「金の道・佐渡から江戸へ」(同実行委員会主催)の一行が16日、上越入りし市民の歓迎を受けた。一行は佐渡の観光ピーアールと沿線住民との交流を目的に16日間の日程で東京駅を目指し歩いている。
 午前中に上越入りしたのはすげがさに手甲(てっこう)、脚半(きゃはん)と江戸時代の旅姿に身を包んだ島内観光関係者や一般参加者ら約30人。12日に佐渡金山を出発し県内、長野、群馬、埼玉の旧北国街道・中山道をたどり江戸をめざしている。平成10年から毎年実施され、ことしも東京や近畿など広く全国から参加者があった。
 金山を出発して5日目。初めて見舞われた雨も早々にあがり、「二、三日暑過ぎたのできょうは歩きやすい」と参加者。市内に入って最初の立ち寄り先、市立八千浦小学校では全校児童の大歓迎を受けた。
 一行を前に児童代表、6年生の嶺村みさとさんが「道のりは長いですが頑張って下さい」と激励。大桃一浩運営副委員長は「大歓迎を受けて疲れも吹き飛びます」と応え、お土産を手渡した。
 参加者は児童が差し出すお茶に喉を潤し、衣装の説明をするなど元気な子どもたちとの交流に大満足。スタッフの池田司さんは「これだけの大歓迎を受けると、なかなかやめられない」と話していた。同日は佐渡汽船ターミナル、榊神社などにも立ち寄った。
(写真・八千浦小学校では全校児童が出迎え、熱烈な歓迎を受けた)

色鮮やかに3種類増
春植え花苗を町内配布
花と緑のまちづくり協議会

 上越市花と緑のまちづくり協議会は16、17日の2日間、町内会など公共の花壇に植栽する春植え花苗の無償配布を市内土橋の市民プラザ駐車場で行っている。
 花苗配布は花と緑のまちづくりを進める実践活動の一環として毎年実施している。ことしは全日本花いっぱい上越大会を契機に、花壇面積に合った希望通りの配布数を用意したほか、新たに例年より三種類増やしサルビア、マリーゴールド、ベゴニア、ペチュニア、インパチェンス、メランポジウム、ポーチュラカの7種類を配布。
 対象は各町内の老人会、愛好会を含む町内会や公、私立保育園、幼稚園、施設、機関など計306団体で、配布数は合わせて8万1,000本。
 1日目は市内南地区が対象で、申し込んだ各団体の代表者が赤や白、ピンク、黄色などと色鮮やかに並んだ中から希望数の花苗を受け取り、車に積み込んでいた。2日目は北地区が対象。
(写真・色とりどりの花苗で敷き詰められた配布会場)

 ■5月15日(火)

独創的な研究には300万円一括交付
謙信公アカデミー評議会が初会合
未来を担う人材育成へ

 未来の上越を担う人材育成を目的に上越市が今年度新たに設けた奨学・研究費助成制度「謙信公アカデミー」の具体的な施策などを審議する初めての評議会が15日、開かれた。
 謙信公アカデミーは学業に優れた学生などに対して奨学金の貸し付けや研究費支援などを行い、地域の将来を担う人材を系統立てて幅広く育成しようというもの。大学などに通う奨学生には無利子で月7―10万円の貸付、上越地域22市町村の出身者による独創的な研究には300万円が一括交付される。評議会が交付対象の審査を行い、市教育委員会が決定する。
 1回目の会合では学識経験者8人に委嘱状が交付され、塾長には上越教育大学の大澤健郎学長が選出された。
 あいさつに立った宮越馨市長は「10年から100年といった戦略的で息の長い取り組みになるが、新世紀に向けてすばらしい人材を輩出できるようなアカデミーにしたい」と話した。大澤塾長は「若い人の道を切り開いていくというとてもすばらしい仕事」と塾長就任に当たっての意欲を語った。
 市では既に今年度の奨学生と研究生を募集しており、応募用紙は市役所と南北出張所などのほか、上越市ホームページからも手に入る。締め切りは6月29日。問い合わせは電話(26)5111(内線311)、市教育委員会管理課。
(写真・上教大の大澤学長が同アカデミー塾長に任命された)

 ■5月14日(月)

苗、花壇づくりに力発揮
ボランティア講座に市民30人
花と緑のまちづくり協議会

 上越市花と緑のまちづくり協議会は14日、今年度第1回「花と緑のボランティア講座」を市内土橋の市民プラザ内で開いた。
 まちの緑花推進を図る同講座はことしで3年目。年3回開かれ、苗づくりボランティアの育成など進める。
 ことし8月開催の「全日本花いっぱい上越大会」に向けて参加枠を広げたほか、新しく花壇設置する団体への支援として花壇づくりについても講座内容に加えた。
 一般市民や町内会など各団体の花壇担当者約30人が参加。市みどりのまち推進課の村山斉副課長が春植え草花の苗づくり、土づくり、移植、花壇づくりについて講義を行った後、実習に移り、市民プラザわき広場に設置されたハウス内で苗の移植活動に励んだ。
 汗ばむ陽気の中、参加者は小さなやわらかい苗を丁寧に扱いながら作業を進め、日々草やペチュニア、百日草など合わせて約800本をポットに植えかえた。指導にあたった村山さんは「できるだけたくさんの苗をつくって市民に配り、まちを花でいっぱいにしたい。移植の過程を体験して理解、協力していただければ」と話していた。
 今回移植した苗は六月半ばすぎ、市内の公園や通り、空閑地などに植えつける予定。講習を受けた参加者は同協議会が16、17日に町内会など市内各団体へ配布する春植え草花苗の地域植栽活動にも力を発揮する。
 配布は南地区が16日、北地区が17日、市民プラザ北側駐車場で行われる。
(写真・市民プラザわきのハウス内で苗の植えかえ作業をする参加者)

 ■5月13日(日)

自動車や冷蔵庫もごろごろ
春日山の不法投棄
市民団体が回収ボランティア

 大量の粗大ごみが不法投棄されている春日山で13日、周辺地区町内会の有志によるボランティア団体「春日山会」(今川重雄会長)が、がけ下からごみを引き上げる作業を行った。
 不法投棄現場は謙信公像から南側に入った道路沿いで、長年の不法投棄により粗大ごみが20m下の斜面にたい積している。
 春日山会が不法投棄の回収作業を行うのは3年連続4回目。「市の取り組みも浸透しており、普段からメンバーが巡回するなど捨てにくくなっている。心配していた4月の家電リサイクル法後の不法投棄はない」と今川会長は話す。
 参加したメンバー25人はがけの上と下に分かれ、粗大ごみをロープにしばりつけて軽トラックで引き上げた。垂直に近い急斜面のため、作業は命がけ。声を掛け合いながら慎重に行われた。
 引き上げられた粗大ごみは、バイク、農業用乾燥機、冷蔵庫、バッテリー、タイヤなど。今回は引き上げを見合わせたが、ワゴン車も1台投棄されていた。
 作業に同行した市生活環境課は「(バイクなど)持ち主を特定できるものがあれば調査したい」と話していた。
(写真・がけ下から粗大ごみを引き上げる春日山会のメンバー)

4周年で記念行事
趣味の作品を展示
ケアハウス至徳路

 社会福祉法人・えちご府中会が運営する「ケアハウス至徳路」(秋山祐成施設長)が開設4周年を迎え13日、作品展や茶席、演奏会などの催しを行い、記念日を祝った。
 6階スカイホールで行われた作品展には、写真、押し絵、手芸、ちぎり絵、七宝焼き、押し花、折り紙、短歌などの作品約85点が展示され、老後を趣味で楽しんでいる様子がうかがえる。
 一階娯楽室には茶席がもうけられたほか、大正琴やマンドリンの演奏会、ダンス披露などが行われた。
(写真・趣味の成果が並んだ作品展)

 ■5月12日(土)

大会成功に向け意見交換
全日本花いっぱい上越大会
高木美保さんが記念講演

 全日本花いっぱい上越大会(同実行委員会主催)の開催を8月に控え、機運を盛り上げる「スプリング・プレイベント」が12日、上越市厚生南会館で開かれた。自然・環境に造詣の深い女優高木美保さんの記念講演、市民らのミニ座談会が開かれた。
 第44回花いっぱい上越大会のプレイベントの開催は昨年11月に次いで2回目。記念講演「自然を感じて暮らそう」は高木さんが自らの体験を元に植物や自然と暮らすことのすばらしさを切々と語った。
 2年前、病を契機に東京から栃木県那須町に移り住んだ高木さん。自らが取り組む農業や園芸から得られるエネルギー、心の豊かさを情感豊かに語り、「花はものを言わないけれど私たちの偉大な先生」と話しながら大会の成功を祈念する言葉につないだ。
 ミニ座談会は長谷川康雄市花と緑のまちづくり協議会会長をコーディネーターにアーバンビレッジ入居予定者、高木さんと市民3人が出席。「花とみどりでまちをいっぱいに」をテーマに意見を交換した。
 東京都町田市在住の伊倉潔さんは来年3月、農都市モデル地区アーバンビレッジに入居を予定。遊光寺浜出身の伊倉さんは「昔のように思いっきり走り回って遊びたい」と自然に囲まれた生活への憧れを語った。
 上教大4年で同大会実行委員の猪又麻美さんは「植物を守ることで大きな物が得られることを実感できる大会に」と期待を言葉に。高木さんは「さりげない心配りのできた人間くさい、土臭いイベントにして欲しい」とアドバイスをおくった。
(写真・高木さんも参加したミニ座談会では大会成功に向けた参加者の思いが語られた)

住民の手で交流拠点づくり
滝寺町内まちづくり協議会
愛の風公園整備がしゅん工

 自前のまちづくりに取り組んでいた滝寺町内まちづくり協議会の愛の風公園整備事業が完了し12日、関係者と住民がしゅん工を喜び合った。
 整備事業は上越市の「地域別まちづくり実践事業」の補助を受け、地域内外の交流の場である同公園で実施。東屋と水飲み場の新設に加え、住民参加による芝の植栽や花壇作り、案内板の設置などが行われた。総事業費約503万6800円、うち市の補助は500万円。
 しゅん工式の神事には同協議会米持敏夫会長、宮越馨上越市長と協議会役員、住民らが出席。引き続き行われた祝賀会では青空の元乾杯が繰り返され、完工の喜びを分かち合った。
 米持会長は「町内のボランティアに支えられてここまできた。豊かな自然と環境を努力しながら守り育ててゆこう」と次代への継承を誓い、喜びのあいさつ。宮越市長は「市民の手作りで整備されたことが意義深い」と住民の熱意に敬意を表した。
 地域別まちづくり実践事業の助成事業は今回で3件目。これまで平山地区・平山キャンプ場水洗トイレ整備、寺町地区ポケットパーク整備が完了している。
(写真・しゅん工式の神事には米持会長、上越市長と地域の住民が多数参加した)

 ■5月11日(金)

営業譲渡で59年の歴史に幕
新潟中央銀行
上越市内の3支店が閉鎖

 平成11年10月に経営破たんした新潟中央銀行(本店新潟市)は受け皿銀行への営業譲渡を前に11日、営業を完全に停止した。上越市内の高田、直江津、国府の3支店でも午後3時にシャッターが下ろされ、創業以来59年間地元経済を支えてきた歴史に幕を下ろした。
 このうち直江津中央商店街の中心部に位置する直江津支店では、朝礼で支店長が「笑顔を絶やさず最後まで間違いのない仕事で有終の美を飾ろう」と話し、最後の営業が始まった。世話になった行員に最後のあいさつに来たという市内の金属加工会社の男性は「長年つきあって来ただけになくなるのはさみしい」と話していた。
 午後3時に支店長がシャッターを下ろすと、中年の男性行員は「残念やら悔しいやら複雑な気持ちだ」などと話していた。閉店後の行内では現金自動預払機(ATM)を停止し、残務整理を行い、午後5時には譲渡先銀行にすべての業務を引き渡した。
 支店長は「お客様のご愛顧を受けながらこんな結果になり残念。経営陣の放漫経営に対する怒りは消えないが、破たん以降これまで頑張ってくれた行員には本当にご苦労様と言いたい」と話していた。
 同支店の預金や債権は八十二銀行に、高田支店と国府支店は大光銀行を主体に一部第四銀行に譲渡される。一般預金者の預金は完全に保護される。
(写真・11日午後3時、支店長が正面入り口のシャッターを下ろした・直江津支店)

市民先行予約の抽選会
抽選倍率2.5倍に
人気の宝塚歌劇公演

 上越市発足30周年記念事業、「宝塚歌劇・星組公演」の市民先行予約がこのほど締め切られ11日、上越文化会館で抽選会が行われた。2回公演の2800席分に対し、7012席分の申し込みがあり、平均当選倍率は約2.5倍。同会館始まって以来の大人気となった。
 東京でもチケットがなかなか手に入らない宝塚公演の上、稔幸の引退ツアーと重なって上越市民からも大人気。申し込みはがきの枚数は昼の部が1388通、夜は2246通に達した。
 昼の部は約1.5倍、夜の部は約3倍の倍率となった。席はSS席、S席の希望が9割弱を占めた。ほとんどがペア(2席)での申し込みだった。
 全国のファンからも上越文化会館に問い合わせが殺到したが、今回は市発足30周年記念事業として市民からの予約に限った。
 会館会議室で行われた抽選会は同会館企画委員会のメンバー4人が抽選人と立会人になり、厳正に行われた。
 当選が決まったはがきには次々と席番号がしるされたほか、キャンセル待ちにも昼夜各100人分が登録された。100枚限定のポスタープレゼントの抽選も行われた。
 当選者には15日までにはがきが発送され、22日から同会館でチケットと引き替えができる。
(写真・企画委員会のメンバーが厳正に抽選した) 



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